無添加シャンプーの選び方
無添加シャンプーもピンキリ
無添加シャンプーと一言でいっても当然ながら内容は様々です。
パラベンが入っていないけどラウリル硫酸Naが入っている無添加シャンプーと
旧表示指定成分(パラベンやラウリル硫酸Na、安息香酸など102種類)が入っていない無添加シャンプーとではとんでもない差があります。
無添加シャンプーの極みとも言えるのが純石鹸シャンプーです。
水と石鹸素地だけで作られた超シンプル成分なので、旧表示指定成分も鉱物油もシリコンも香料も着色料も合成界面活性剤すら無添加が謳えるわけです。
それなら無添加シャンプーの最高峰は純石鹸シャンプーなのかといいますと、そうでもありません。
石鹸がダメとはいいませんが、純石鹸シャンプーだと保湿力が不足したりする可能性もあります。
無添加シャンプーにはシャンプーとしてのバランスの良さも必要
シャンプーに必要なことは何かと言いますと、
頭皮と髪を清潔にすることです。
だからまず適度な洗浄力が必要となります。そして洗うたびに頭皮や髪にダメージを与えていては何のためのヘアケアなのかわからなくなりますので、低刺激であることも大切です。
そして洗うということは頭皮についていた皮脂などを洗い流すことにもなりますので、乾燥しないように保湿力もある程度必要になります。
これら3つの機能を備えたシャンプーであることが大切です。
無添加というのは当然刺激の部分と関係してきますが、
低刺激を追求しすぎると保湿力が足らなくなったり、洗浄力が足りなかったりということにつながりますので、それぞれの機能を十分果たすバランスの良さが不可欠です。
界面活性剤と聞くと嫌なイメージをもたれる方も多いかもしれませんが、
合成界面活性剤の中でも頭皮や髪に優しい成分はありますので、
そういった成分を使用した無添加シャンプーも選択肢の一つとして持っておくことをおすすめします。