無添加シャンプーとオーガニックシャンプーの違いは
髪や地肌に優しいシャンプーとされているのが無添加シャンプーやオーガニックシャンプーです。これらは健やかな頭皮環境へと整える為にも良いとされており、両者とも注目されることが多いシャンプーとなっています。ただそれぞれで違いがありますので、相違点を理解した上で選択することが大切です。
無添加シャンプーについて
はじめに無添加シャンプーについてですが、無添加というと何も配合していないように思われることがありますが、ここで言う無添加というのは102種類の旧表示指定成分を含んでいないことを指しています。指定成分の中にはアレルギーの原因になる可能性がある成分が含まれていますので、配合する場合はパッケージに表記することが義務付けられています。
そしてこれらの成分が配合されていないシャンプーが無添加と表現されることが多く、無添加シャンプーと書いてある場合は102種類の内の何かしらの指定成分が入っていないと判断することができます。
ただ注意したいのが無添加シャンプーだからといって安全性が高いわけではないことです。これらの指定成分以外にもリスクのある成分は存在し、無添加シャンプーの場合でもそういった成分は配合していることがあります。その為、無添加イコール安全性が高いと誤った判断をしないように注意が必要です。
オーガニックシャンプーについて
続いてオーガニックシャンプーについてですが、こちらも誤解されることがあるシャンプーです。オーガニックシャンプーは自然由来の成分で構成されているシャンプーを指すことが多いものの、しかしながらオーガニックの定義というのは非常に曖昧です。
オーガニック成分を少しでも配合していればオーガニックシャンプーと表記することができますので、実際のところは殆どが化学成分の場合でもオーガニックを謳うことができるのです。その為、単に表記だけで選ぶのではなく、消費者側で配合成分をよく確認することが必要と言えます。
オーガニックイコール安全ではないことも知っておくことが大切です。自然由来の成分だろうと強力な作用を持っていたり肌に合わないこともありますので、オーガニックだから安全に使えると誤解しないように注意した方が良いでしょう。
