無添加シャンプーの比較ポイントは？
無添加を謳うシャンプーはたくさんあります。
無添加という言葉自体には「添加が無い」という意味しかなく、どんな成分がどれだけ無添加なのかは無添加シャンプーという響きだけでは判断できません。
そこで様々な無添加シャンプーの中から自分が求めているものを選ぶために比較すべきポイントをご紹介します。
洗浄成分を比較する
無添加シャンプーどうこうの前にシャンプーである以上は洗浄成分がシャンプーの質を大きく左右します。
洗浄成分はシャンプーの配合成分の中で水の次に多いことがほとんどで、シャンプーそのものに与える影響も大きくなります。
たくさんの無添加シャンプーの中からどのシャンプーがいいかを判断する際にはまず、洗浄成分の比較から始めましょう。
洗浄成分には色々な種類があります。
それぞれの種類ごとに1つの洗浄成分を紹介しておきます。
■硫酸系界面活性剤…ラウリル硫酸Na
■オレフィン系界面活性剤…オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
■アミノ酸系界面活性剤…ココイルグルタミン酸TEA
■ベタイン系界面活性剤…コカミドプロピルベタイン
■タウリン系界面活性剤…ココイルメチルタウリンNa
■グルコシド系界面活性剤…デシルグルコシド
■石鹸系界面活性剤…ラウレス-4カルボン酸Na
大体おおざっぱにこういった種類に分けることができます。
気を付けたいのは硫酸系界面活性剤とオレフィン系界面活性剤です。
無添加シャンプーでどれが良いか迷っている場合には洗浄成分を比較して硫酸系やオレフィン系は避けることをおすすめします。
無添加の内容を比較する
無添加シャンプーを比較するにあたって洗浄成分の次に大切なのが、無添加の内容です。
パラベン無添加のシャンプーと
パラベンと硫酸系界面活性剤と安息香酸とエデト酸と合成香料と合成着色料とアルコールが無添加のシャンプーとではどちらも無添加シャンプーと言えますが内容は全く異なります。
お肌への負担となりえる成分はできる限り多く無添加である方が望ましいです。
ですが、次のようなパターンの時もあります。
パラベンと硫酸系界面活性剤とエデト酸が無添加のシャンプーと
旧表示指定成分が無添加のシャンプーです。
この場合は前者のシャンプーの方が無添加となる対象成分が多く感じますが、パラベンや硫酸系界面活性剤、エデト酸といった成分は旧表示指定成分に含まれるため、さらに他の表示指定成分も無添加である旧表示指定成分無添加のシャンプーの方がおすすめです。
洗浄成分の種類と無添加の対象となる成分のチェックを行うことで無添加シャンプーの中でもどれがより良いシャンプーかを判断することができますので、しっかりチェックしてより良いシャンプー選びをしてください。
