シャンプーの品質は洗浄成分で変わる
シャンプーにおける洗浄成分の重要さ
シャンプーで一番多く配合されているものはなんでしょうか?
ほとんどの場合は「水」です。
だいたい60~70%を水が占めています。
次に多く配合されているのが、洗浄成分です。
配合量はさまざまですが、メインとなる洗浄成分は全体の1%以上は必ず含まれています。
そして、洗浄成分というのは1つだけではありません。
多くのシャンプーでは4~6個の洗浄成分が使われています。
洗浄成分のことを界面活性剤といいます。
アミノ酸系とか硫酸系とか石鹸系などとシャンプーが区別されて呼ばれたりしていますが、
それは界面活性剤の種類によって分けられているということになります。
シャンプーの目的が頭皮や髪を洗うことであり、水の次に多く含まれているからこそ、
洗浄成分の品質がシャンプーの品質に大きく影響を及ぼします。
どんな洗浄成分が頭皮や髪に良いのか?
アミノ酸系=低刺激
と認識されているのであれば、それは間違いです。
アミノ酸系でも「ラウロイルサルコシンNa」や「ココイルサルコシンNa」といった成分は硫酸系に近い特徴を持っています。
よく頭皮トラブルや髪のトラブルを引き起こしやすいと言われているのが、
硫酸系洗浄成分です。
ラウリル硫酸Naとかラウレス硫酸Naといった成分です。
頭皮や髪を健やかな状態に導きたいと考えているのであれば、避けた方が良い成分です。
お肌や髪に優しい洗浄成分は他に、ラウラミドプロピルベタインなどのベタイン系やデシルグルコシドなどのグルコシド系、ココイルメチルタウリンNaなどのタウリン系などがあります。
他にもシルクやコラーゲンを用いて保湿機能を持った高級な洗浄成分などもあります。
もし、頭皮や髪に悩みがあるのであれば、今使っているシャンプーの洗浄成分がどのような成分なのかを確認し、よりよい洗浄成分が配合されているシャンプーを選ぶことをおすすめします。