スカルプシャンプーとは?普通のシャンプーと何が違う?
最近はスカルプシャンプーという言葉をよく耳にします。
スカルプシャンプーはノンシリコンシャンプーや無添加シャンプー、オーガニックシャンプーなどと何が違うのでしょうか?
ここではスカルプシャンプーについて説明します。
スカルプシャンプーとは?
スカルプシャンプーのスカルプというのは何を意味するかというと「頭皮」です。
つまり、スカルプシャンプーというのは頭皮ケアシャンプーという意味になります。
スカルプシャンプーが他のシャンプーと何か違いがあるのかといいますと、
全く違いはありません。
それならどうしてわざわざスカルプシャンプーと呼ぶのでしょうか?
それにはおそらくですが、シャンプーの見方の変化が背景にあると思います。
少し昔のシャンプーというのはヘアケアの意味がほとんどでした。
昔のテレビCMを見るとわかると思いますが、髪の補修やしっとりに焦点を当てた広告がメインでした。
ですが、最近のシャンプーのCMは頭皮ケアによって美しい髪に導かれるといった頭皮ケアに焦点を当てた内容に変わってきています。
つまり、髪の土台となる頭皮をないがしろにしていては本当の意味でのヘアケアにはならないことが理解されてきたということです。
スカルプシャンプーを選ぶ際のポイント
つまり一般の人に頭皮ケアというものをもっと意識してもらいたいという想いでスカルプシャンプーというジャンルができたのだと思います。
ではスカルプシャンプーとノンシリコンシャンプー、無添加シャンプー、オーガニックシャンプーでは違いがあるのかというと全くありません。
というより、そもそもジャンルそのものが異なります。
ノンシリコンはシリコンが入っていないシャンプー、無添加シャンプーは何か髪や頭皮にとって良くない成分が入っていないシャンプー、オーガニックシャンプーはオーガニック認証成分を配合したシャンプーです。
ということなので、オーガニックでノンシリコンで無添加のスカルプシャンプーというものも存在します。
スカルプシャンプーを頭皮ケアシャンプーと意識した場合、どのように選べば良いのでしょうか?
頭皮ケアというのは頭皮がカサカサしていたり、フケが出ていたり、オイリーだったり、痒みが出たりといった状態をケアして健やかな頭皮を目指しましょうということです。
そのためには「脱脂力や洗浄力が強すぎない」「低刺激」なシャンプーを選ぶことが必要です。
脱脂力や洗浄力に影響してくるのは界面活性剤という洗浄成分です。
硫酸系の洗浄成分は避け、ベタイン系やグルコシド系、アミノ酸系などのマイルドな洗浄力の洗浄成分で作られているシャンプーがおすすめです。
低刺激かどうかを判断する場合にはどのような成分が無添加なのかをまず確認することが大切です。
おすすめは旧表示指定成分が無添加のシャンプーです。
スカルプシャンプーを探している方は頭皮ケアを意識している方が多いと思いますので、目的にあったケアができるように「脱脂力や洗浄力が強すぎない」「低刺激」なシャンプーを選ぶことをおすすめします。