薄毛の人が無添加シャンプーを使うべき理由
無添加シャンプーとはアレルギーの原因になるとして指定されている成分を含まないのが特徴です。
シャンプーには水分や洗浄剤以外の主成分の他に防腐剤や香料、酸化防止剤など、品質を保ったり商品の使い心地を良くしたりする添加物が含まれていることが多いです。
代表的な添加物にパラベンと鉱物油があります。これらは健康な頭皮環境に人には問題なく使える成分です。しかし薄毛の人は頭皮が敏感だったり炎症を起こしやすかったりするので、添加物の影響を受けやすいです。
パラベンはアレルギーを引き起こすことがあり、鉱物油は落ちにくいのですすいでも頭皮に残って皮膚トラブルを招きます。ただしパラベンは少しでも殺菌する効果があり、鉱物油もシャンプーを製造する上で必要な油分を補うという意味では無駄な成分ではありません。
無添加シャンプーでは肌に優しい成分を使っているので、パラベンの代わりに刺激の少ないフェノキシエタノールを配合していることが多いです。鉱物油の代わりとして有名なのは、ココナッツシャンプーや馬油、亜麻仁油などの自然由来の油です。
中には防腐剤を使っていない無添加シャンプーもありますが、全く含んでいないと品質が劣化するスピードが速くなり雑菌の繁殖につながります。
基本的には刺激が少ない天然成分なので、通常のシャンプーよりは価格が高く設定されています。通常のシャンプーは洗浄力の強さを重視するため、洗いあがりはスッキリとしますが、必要な皮脂まで洗い流していることがあります。
毛穴詰まりは抜け毛を増やすため避けるべきですが、洗いすぎも頭皮の乾燥を引き起こすので育毛を阻害してしまいます。
さらに長く使い続けることで少しずつ蓄積された化学成分は抜け毛の原因にもなります。無添加シャンプーは低刺激の成分で毛穴の汚れだけを落とすので、頭皮環境を整えることができます。実際に薄毛の人が無添加シャンプーに変えただけで抜け毛が減ったケースもあります。
