無添加シャンプーおすすめランキング > お役立ち情報 > 脂漏性湿疹におすすめの無添加シャンプー選び3つのポイント

脂漏性湿疹におすすめの無添加シャンプー選び3つのポイント

脂漏性湿疹は読んで字のごとく脂が漏れて起こる湿疹ですが、皮脂だけが原因ではありません。

皮脂だけが脂漏性湿疹の引き金になるのであれば、男性の方だけの悩みとなるはずですが、実際には女性の脂漏性湿疹も起こっています。

女性にも脂漏性湿疹が起こる理由は皮脂だけでなく、マラセチア真菌というカビの一種が関係してくるからです。誰の皮膚にも存在しているマラセチア真菌ですが、頭皮の状態が良くないと菌による影響を受け炎症が起こったりします。

脂漏性湿疹は頭皮に起こることが多いですが、顔にもできる場合があります。
赤い湿疹と白いフケのようなものが表れたり、黄色がかった瘡蓋(かさぶた)のような湿疹が表れます。

そんな脂漏性湿疹の際におすすめのシャンプーについて紹介したいと思います。

シャンプーによる治療はおすすめできない

シャンプーによる治療はおすすめできないというよりも、医薬品ではなく、医薬部外品や化粧品であるシャンプーで治療をしようとすること自体が間違っています。

シャンプーの中にはマラセチア真菌に効果的な抗真菌剤を有効成分として配合された薬用シャンプーもあります。

とても便利で理想的なシャンプーに思えますが、そう良いことばかりでもありません。
薬もそうですが、効果があるものはデメリットもあるものだと思っておいた方が良いです。

有効成分自体の刺激や、シャンプーに配合されている様々な成分の刺激が頭皮トラブルを招くこともあります。

まず、脂漏性湿疹を治療したいのであれば、信頼できる皮膚科医師の指導の元、しっかりと治療をすべきです。

もし、抗真菌剤を含んだ薬用シャンプーを試してみたい場合は掛かりつけの皮膚科で相談してからの方が良いでしょう。

シャンプーは脂漏性湿疹対策に役立たない?

治療に使えないんじゃ脂漏性湿疹のためにシャンプー選びするなんて無意味なんじゃ??

そう思った方、それは違います。

脂漏性湿疹の原因には皮脂とマラセチア真菌があると言いましたが、それだけではありません。

頭皮の状態が悪いことも原因の一つなのです。

頭皮の状態が悪いというのは、健康的な頭皮に比べ刺激に敏感な状態です。

敏感肌頭皮になってしまう理由は色々考えられます。

お肌の丈夫さには個人差がありますので、元々皮膚が弱いというパターンもありますが、気が付いたら敏感頭皮になっていたという方も多いでしょう。

後天的に敏感肌頭皮になる方の多くが食生活・睡眠などの生活習慣の乱れ、現代社会におけるストレス、運動不足などの日々の習慣に問題をお持ちです。

さらに、毎日使っているシャンプーも影響したりします。

そのため、脂漏性湿疹対策としては、日々の生活習慣を見直したり、シャンプーを変えたりも必要となります。

シャンプーは脂漏性湿疹の治療ではなく、予防に役立つわけです。

脂漏性湿疹の原因の一つが敏感肌頭皮なので、頭皮をケアし健やか頭皮へと改善していけば、予防につながります。

だからこそ、シャンプー選びをしっかりしましょうということです。

そして、シャンプーを選ぶ際には3つのポイントがありますので、ポイントを踏まえてシャンプーを選びましょう。

シャンプー選びの3つのポイント

それでは脂漏性湿疹対策として健康的な頭皮環境を手に入れるために必要なシャンプーの条件を3つ挙げます。

①とにかく頭皮に対して刺激を少なくする
②角質層にある天然保湿因子や細胞間脂質を奪わない
③シンプルイズベスト

ひとつずつ説明していきます。

まず最初、頭皮への刺激を減らすということに関しては、
シャンプーに配合されている全成分に対して言えることです。

シャンプーは成分の集合体です。

水をベースに洗浄成分や保湿成分、植物エキス、防腐剤など色々な種類の成分が配合されています。

洗浄成分の中にも刺激の強いものから低刺激なものまであり、それらは他の成分でも同じことが言えます。

洗浄成分は別名界面活性剤と呼びますが、界面活性剤が良くないという方もたくさんいらっしゃいますが、良くないのは界面活性剤ではなく、一部の種類の界面活性剤です。

界面活性剤をひとまとめで悪と決めつけるのは、世の中には様々な個性を持った人間がいるのにひとまとめで全ての人間は悪人だ!と言っているくらい意味のないことです。

人間でも個性を見ましょう。個性を尊重しましょうと言いますよね。

化粧品に配合される成分も一つ一つ性質や毒性・刺激を見てあげて下さい。

シャンプーは様々な成分を混ぜていますので、もしかすると成分同士が思いがけない反応を起こすかもしれません。

ですが、そういった成分同士の反応を除くと、配合されている成分一つ一つ低刺激なものが使用されることで低刺激なシャンプーが出来上がると言えます。

しかしながら、専門家や研究者ではない限り、普通は成分知識に長けていません。
一つ一つの成分が低刺激かどうかの判別は至難の業となります。

全成分をチェックするのが難しいのであれば、
「良くない成分がどれだけ排除されているか」を確認しましょう。

良くない成分がどれだけ排除されているかを表すのが無添加です。

無添加の対象成分には良くないとされる成分が当てはまります。

ということで、10種類の成分が無添加よりは、100種類の成分が無添加の方が良いわけです。

頭皮への刺激をできる限り少なくするには「無添加」の数を確認しましょう。

次に、角質層の天然保湿因子や細胞間脂質を奪わないようにしましょうということに関してですが、天然保湿因子や細胞間脂質はお肌の水分保持に関わる重要な成分であり、失われるとお肌の乾燥や皮脂の過剰分泌を招きます。

天然保湿因子にはアミノ酸や乳酸、ミネラル、PCA、ヒアルロン酸、尿素などがあり、細胞間脂質で有名なのはセラミドです。

これらの成分を失うことに関係するのが洗浄成分です。
洗浄成分の種類によってはタンパク質変性作用が強かったり、脱脂力が強かったりして天然保湿因子や細胞間脂質の溶出を促し、頭皮乾燥を招いたりします。

注意したいのはラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naなどの硫酸系洗浄成分やオレフィン(C14-C16)スルホン酸Naという洗浄成分です。

頭皮への負担を考えると硫酸系やオレフィンは避けることをおすすめします。

最後の、シンプルイズベストに関しては、配合成分数が少ない方がおすすめということです。

理由は成分の数だけ、アレルギーの可能性が高まる、そして成分の数だけ、成分同士の化学反応が未知数になるからです。

洗浄成分や保湿成分など必要な成分が配合されながら、なるべく全成分数が抑えられたシャンプーを使うことをおすすめします。

以上のことをまとめますと、
脂漏性湿疹対策として頭皮環境を整えるのに役立つおすすめシャンプーは、
硫酸系やオレフィン系以外の洗浄成分を使い、全成分数がシンプルな無添加シャンプーということになります。

具体的なおすすめシャンプーは「おすすめランキング」をご覧ください。

こちらの記事もおすすめ

無添加シャンプー
注目ランキングBEST5

  1. 1
    アロマのやさしさ
  2. 2
    haru 黒髪スカルププロ
  3. 3
  4. 4
    INZEALシャンプー
    4322人が注目
    INZEALシャンプー
  5. 5
    オーセル オアシス天然シャンプー